第39期情報システム監査専門内部監査士認定講習会

一般社団法人日本内部監査協会では、わが国における内部監査の普及・啓発に向けた幅広い活動をしております。内部監査及び関連する諸分野についての理論及び研究、並びに内部監査の品質及び内部監査人の専門的能力の向上を推進するとともに内部監査に関する知識を広く一般に普及することにより、わが国の産業、経済の健全な発展に資することを目的に活動しております。
 
「情報システム監査専門内部監査士認定講習会」では、当協会の様々な研修会を通して身につけた内部監査の理論と実務に加え、専門分野としての情報システム監査に関する理論と実務について専門的かつ体系的に学んでいただくことを目的にしています。2008年4月以降適用となった内部統制報告制度ではITへの対応が求められ、各企業でも情報システム監査の重要性が今まで以上に高まっています。
当協会で実施しております「内部監査実施状況調査(調査対象期間2022年4月から2023年3月)」においても情報システム監査の実施率が約50%でした。調査結果では各社の監査テーマ・着眼点として「IT投資、個人情報保護、情報漏洩防止、データ・バックアップ、BCP(事業継続計画)、IT全般統制 (ITGC)、IT業務処理統制(ITAC)等」が挙げられています。
一度にこれらすべての知識を習得することは難しいものの、これらを意識しつつ、実際に情報システム監査を実施する内部監査人がおかれている実情に応じ、必要な知識を習得していくことが重要です。


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